WithingsはAndroid/iOSに対応しているスマートウォッチで、アナログ時計のような見た目でありつつ、心拍数や睡眠の状態などを計測できる機能を持っているため、アナログとデジタルを両立した製品を探している方にオススメです!
Withings公式サイトにはどこの国の製品なのか、企業情報は掲載されていませんが、もとは3人の創業者によってフランスで立ち上げられたスタートアップで、2016年にフィンランド大手通信機器メーカーNokiaの一部門に統合されました。
その後、2018年に創業者に売却され、Withings社として再スタートを切りました。
Withingsスマートウォッチのラインナップ
シリーズ名 | 概要 | 価格帯 |
---|---|---|
ScanWatch Horizon | 心拍数計測 睡眠計測 運動記録 最大酸素摂取量(推定) 最大100m防水対応 サファイアガラス搭載 ステンレス、シリコンバンド両対応 | 5~6万円 |
ScanWatch | 心拍数計測 睡眠計測 運動記録 最大酸素摂取量(推定) 最大50m防水対応 サファイアガラス搭載 シリコンバンド対応 | 3~4万円 |
Steel HR Sport | 心拍数計測 睡眠計測 運動記録 最大酸素摂取量(推定) 最大50m防水対応 ステンレスケース搭載 シリコンバンド対応 | 2~3万円 |
Steel HR | 心拍数計測 睡眠計測 運動記録 最大50m防水対応 シリコンバンド対応 | 2~3万円 |
Move | 心拍数計測なし 睡眠計測 運動記録 最大50m防水対応 シリコンバンド対応 スマホ通知連動なし コイン電池 | 約1万円 |
最高級モデルのScanWatchシリーズでは、本体の時計盤が頑丈なサファイアガラスになっており、なかでもHorizonモデルはステンレスベルトが使えます。
また、最大100mの水圧に耐えられる防水性能や潜水時間計測のための回転式ベゼルを搭載するなど、ダイビングでの利用も想定されています。
Steel HRシリーズでは、心拍数計測やスマホ通知連動など基本的な機能を押さえつつ、ScanWatchシリーズより価格を抑えたモデルです。
Sportモデルは本体がステンレス製で頑丈な作りになっており、ベルト部分も通気性を確保できるようなデザインになっています。また、ScanWatchシリーズと同様に、最大酸素摂取量の推定値を見ることができます。
Moveシリーズでは、ウェアラブルウォッチの機能に特化したモデルとなっており、スマホ通知連動などはありません。また、他のモデルが内蔵バッテリーで動作するのに対し、Moveシリーズではコイン電池の交換が必要です。
Withings Steel HR
複数のラインナップがあるなかでも、私が購入したのはSteel HRシリーズのモデルです。
Withings Steel HRの良いところ
1.電池持ちがいい
一般的なスマートウォッチは毎日のように充電が必要なケースが多いです。
Withingsのスマートウォッチは時計機能に特化しており、スマホから通知を転送する機能などはある一方で、スマートウォッチ上でLINEを送ったり音楽を再生したりといった操作はできません。
その分、バッテリーの持ちは良く、充電していなくても2~3週間は稼働し続けます。
2.ベルトが自由に変更できる
シリコンゴム製のベルトは取り外しできるようになっており、好きなデザインや色のものに自由に変更できます。シリコンゴム製だけでなく、革製などのベルトをつけることも可能です。
長期間使っていると汚れたり摩耗したりするため、気軽に交換できるのは嬉しい点です。
Withings Steel HRの微妙なところ
WithingsのスマートウォッチにはMoveシリーズを除き、スマホ通知を転送して表示する機能がついています。通知を連携するアプリは選択でき、LINEやメールなどアプリを絞って転送できます。
転送された通知はアイコンと通知メッセージで表示されますが、電車内の電光掲示板のように文字が流れていきます。
メッセージが流れ終わるまで全文を確認できず、長すぎるメッセージは省略されてしまいます。
最後に
高機能なスマートウォッチを求める方向けではないですが、アナログ時計の見た目でありながら生体計測や通知連携などを利用したい場合にはオススメのデバイスです!