Kindleに表示される謎の電池マークの意味

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Amazonで販売されている電子書籍デバイス、Kindleシリーズ。安価なKindle無印や、Kindle paperwhiteなど複数の種類が展開されています。

これらの電子書籍デバイスは一見してタブレットのように見えますが、一点だけ決定的に異なる部分があります。

それは、電子ペーパーを搭載しているということです。

電子ペーパーは表示自体に電気を使わないため、常時表示が可能ですが、たまにびっくりマークのついた電池マークが表示されたまま何も動かなくなってしまうことがあります。

今回は、なぜ電池マークが表示されるのかとその解決方法について紹介します!

電子ペーパーとは

電池マークが表示される意味について触れる前に、これと大きく関係している電子ペーパーについて軽く説明したいと思います。

電子ペーパーというのは電子インクなどとも呼ばれ、ディスプレイの一種です。

一般的なディスプレイは非常に小さなLEDの一つ一つが様々な色に発光することで画像を表示しています。

これに対し、電子ペーパーは小さなドット一つ一つの白黒の状態を電気を使って変化させることで、画像を表示します。

電気で光らせているのではなく、ドットの色を変更するときだけ電気を使用しているので、省電力でバッテリーが長持ちするのです。

また、ディスプレイ自体は発光しないため、ブルーライトが発生しないというメリットもあります。

電池マークの意味

Kindleは電子ペーパーを搭載しているので、前に述べたように省電力ですが、定期的に充電する必要はあります。

そして、画面中央に大きく電池マークが表示されている場合、完全に電池切れになったということを意味しています。

ディスプレイの表示自体には電気を使用しないため、スマホやタブレットのように画面が表示されない=電池切れではありません。

短期間の電池切れの場合には充電することで復活しますが、長期間電池マークが表示された状態になっている場合は注意が必要です。

Kindleに限らずスマホやタブレットではリチウムイオンバッテリーが用いられていますが、リチウムイオンバッテリーは過放電という弱点を持っています。

バッテリー残量が0の状態で長い間放置すると、蓄電機能が失われるという性質です。

そのため、電池マークが出た状態で放置されていた場合には充電しても復活しないことがあります。

数十分充電しても画面が切り替わらなければバッテリーが死んでいるため、廃棄するか自分で交換するしかないでしょう…。

最後に

電池切れからどれくらいの時間が経っているのか、表示されている電池マークでは判別できないため、もし手持ちのKindleで電池マークが表示されていたら使う予定がなくても充電することをおすすめします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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