手元でちゃちゃっと計算したいときとか、アイデアや考えをメモとして残しておきたいときにいつも紙に書いていたのですが、今はデジタルの時代。
私もそれに倣ってペンタブでメモすることにしました!
※参考画像はXP-PENではありません。
メモアプリで満たせなかった欲求
アイディアや考えをエクスポート&セーブしておくサービスとして、Evernoteやnotion,Google Keepなどが挙げられます。
単なる文章としてだけでなく、MD形式で内容をまとめたりチェックリストを作って管理したりできる素晴らしいサービスです。
しかし、キーボードを打つのは割と単純作業かつ何の言葉であってもキーを打つという動作に変わりはないので、頭の中に記憶として残りにくいと思っています。
また、キーボードをミスなく打つことに多少なり神経が割かれるので、書き残したい内容を100%出すことができないこともあります。
紙に書くのとも少し違う
その点、字を書くことは小さいときからずっとやってきていることなので思っていることをスラスラと言葉にすることができ、スムーズなアウトプットが可能です。
「それなら紙に書けばよいのでは」と思っていたのですが、目指しているスタイルとは少し違いました。
私は紙にメモするときは一時的に何かの裏紙などを使っていることが多く、用が済んでしまうと捨ててしまうことがほとんどです。
しかし、後でメモを見返したくなったときに既に処分しているので、当然読むことはできません。
だからといってすべてのメモを残しておくと物理的にスペースをとってしまいますし、ファイリングしていないとメモへのアクセスが悪く、作業効率が下がります。
毎回メモをスキャンするのも大変なので、かねてより気になっていたペンタブを導入してみることにしました。
XP-PEN Deco01v2
ペンタブレット(通称:ペンタブ、板タブ)は液晶タブレット(通称:液タブ)と異なり、比較的安く購入することができます。絵を描くことではなく、ノートをとることを目的に購入する方もそれなりにいるようです。
ペンタブ市場は大まかに国内メーカーの最大手ワコムと海外メーカーに分かれています。
ワコムは書き心地に優れるものの、仕様表から読み取れるコスパでは海外メーカーが圧倒的に勝っているようです。
そのような事情を踏まえて、以下の観点から製品を選定しました。
- 価格は抑えめ
- 筆圧などの性能はそれなりに高い
- 作業エリア(書ける範囲)は少し広め
その結果、ワコムは価格戦争により敗退。海外メーカーの中でペンタブに強く、コスパの高いXP-PEN製のDeco01 V2を選びました。
手頃な価格なのに作業エリアは幅10インチと十分な広さで、摩耗したときの替え芯や汚れ&誤動作防止のためのグローブ、保護フィルター付きなのです!
また、初心者~中級者の絵描きさん向けにopenCanvasというペイントソフトも特典として付いています(上級者はCLIP STUDIOのイメージ)。
私は使っていませんが、pixivプレミアムの3か月ライセンスも付いています。
おすすめのライティングアプリ
OneNote
おすすめはマイクロソフトのOneNoteです。
WordやExcelなどは購入したりサブスクリプションを契約したりする必要がありますが、OneNoteは基本機能であれば誰でも利用することができます。
いくつかタイプがありますが、OneNote for Windows10はWindows 10を使っていればデフォルトでインストールされているソフトウェアです。
また、サブスクリプションなどでOfficeが使えるのであれば、OneNote(無印)を利用することができます。
こちらはOCR機能が付いているので、書いた内容を図形や文字にすることができます。
ただ、使ってみた感想としては精度はいまいちかもしれません。
まるでマス目があるかのように綺麗に文章を書くことができれば正しく認証できる確率は高いですが、字に癖があったり斜めに書いてしまったりすると精度が下がります。
Microsoft Whiteboard
Windows 10ではMicrosoft Whiteboardというソフトウェアもデフォルトで入っているようで、その名の通りホワイトボードに書くような感じで字や図形を描くこともできます。
なぜか初期設定が左利き用になっており、字を書くのがすごく下手な人になっていましたが、右利き用にしたところ直りました。
しかし、書き心地的にはOneNoteのほうが上だと感じています。
ノートとして管理する必要がないので、気軽に使えるという点ではMicrosoft Whiteboardが勝っているでしょう。
また、ペンタブですからペイントソフトでもいい感じにノートが書けるのではないかと思うかもしれませんが、これは正直あまりおすすめできません。
もちろん絵を描くのがメインであればペイントソフトが良いですが、字を書くのがメインだと筆圧や線のスタイルが敏感なので筆圧が揃わずに微妙でした。
最後に
XP-PEN Deco01 V2は好評だったDeco01のバージョンアップ版です。
値段の割に高性能で、ノートをとったり簡単な絵を描いたりする分には十分だと感じました(これ以上高い機器を使っても多分違いが分かりません…)。
XP-PENシリーズは特典ソフトも利用できるので、絵も描いてみたいという方にはおすすめできるかもしれません。
今回紹介した商品はこちらです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!