MX Master 2Sが再び動かなくなってしまいました。長年使っていたので新たにMX Master 3を購入し、最悪壊れてしまっても大丈夫ということで修理を試みた話です。
マウスカーソル動かない問題
MX Master 2Sには、経年劣化でジェスチャーボタンが不具合を起こすという大きな問題があります。
過去にもこの問題が発生したのですが、そのときはボタンを引っ張ることで直すことができました!
しかし、直してから1年以上経ち、再びカーソルが動かない問題が。今回はどう頑張っても直りそうにありませんでした。
そのため、諦めて最新モデルのMX Master 3を購入。
ジェスチャーボタンを無効化する
ジェスチャーボタンが元に戻らなくなると、カーソルが動かなくなります。
調べてみると、ボタンを削って戻りやすくする方法とそもそもボタンを使えなくする方法があるようですが、ジェスチャーボタンをもう使っていないため、ボタンを無効化することにします。
ボタンを無効化するにはマウスを分解する必要があります。
一部はトルクスネジという六芒星の形をした特殊ネジが使われているので、以下のような専用のトルクスドライバーが必要です。
ドライバーが準備できたら、いよいよ分解です!
1.マウスのネジを外す
ネジは裏面に6箇所使われています。
トルクスネジのT4サイズが2箇所と、通常のプラスネジが4箇所です。そのうち、プラスネジはシートの下にあるため、丁寧に剥がしてネジを外します。
2.マウスを開く
ネジをすべて外しても、簡単にはマウスは開きません。少し力を込めて開く必要があります。
ジェスチャーボタンの切り欠きが引っかかって外れにくいので注意です。
開くと、ジェスチャーボタンの裏側に小さな基板が付いています。
この基板についているボタンが押されっぱなしになってしまうと、マウスカーソルが動きません。
上の写真の赤枠で囲った部分はプラスティックの弾性で作られているため、次第に劣化してきて動かなくなるのだと思います。
3.ボタンを外して元に戻す
ボタンを切り離さなくても、押されない状態にさえなればマウスとして機能します。
そのため、ジェスチャーボタンから基板を取り外し、適当なスペースに隠してしまえばOKです!
あとは蓋を締めて終わりです。
最後に
特殊な技能はいらないので、思ったより直すのは簡単でした。
一番ハードルが高いのは、トルクスドライバーを必要とすることでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!