海外旅行や出張などでデータ通信をするときには、海外での通信に対応した回線を使わなければなりません。
イモトのWi-FiやグローバルWi-Fiなどさまざまなサービスがありますが、今回はペンタクトWi-Fiを使ってみたのでそのレビューをお伝えします!
ペンタクトWi-Fiの利用方法
利用できるデータ通信量
ペンタクトWi-Fiはデイリープランと使い切りパックプランの二種類を用意しています。
デイリープランは1日あたりのデータ通信量が決まっていて、300MB、600MB、1.1GB、無制限の4つから選ぶ方式です。
使い切りパックプランは一定期間のなかで決められたデータ通信量を消費する方式です。例えば、10日間で2GB、30日間で20GBなどのプランがあります。
受け取り・返却方法
海外向けWi-Fiは空港受取ができるサービスが多く、ペンタクトWi-Fiも空港で借りることができます。
また、海外渡航の数日前に宅配で受け取ることも可能です。
宅配受取の場合は、帰国後に郵便ポストに投函して返却できます。もちろん、返送料金はかかりません。
使ってみた感想・レビュー
1.契約
私は価格.comのサイトからペンタクトWi-Fiを契約しました。
今回はイギリスに渡航するため、イギリス向けプランで契約。価格.com経由だったため、割引が適用されました。
デイリープランの1日無制限で8日間契約し、元の金額は約14,000円、割引適用後で6,000円台でした。念のために保険もつけたので、最終的には8,000円台で借りました。
データ通信量を気にせずに使えて1日1,000円程度なら良いのではないかと思いました。
2.受け取り
渡航までまだ時間があったので、宅配受け取りを選択しました。出発4日前にWi-Fiルーターが届くので、宅配を選ぶ場合は余裕をもって申し込む必要があります。
空港で受け取り場所を探す必要はなく、前もって電源が入るかなど確認もできるので、準備しやすい点が良いと思いました。
3.海外利用開始
実際に使ってみると、インターネット検索したりマップを見たりする分には、何も困りませんでした。
動画を見たり、通信が多いゲームをしようとしたりすると、少し辛いかもしれません。
また、ロンドンで使っている間は特に問題を感じませんでしたが、地方に移動すると通信速度が低下していました。
かなり遅いと感じたときにスピードテストしてみると、下りで0.3Mbpsくらいまで低下していて、通信制限を受けているのと同じくらいの体感スピードになっていました。
ただし、現地の通信回線を使っているはずなので、そもそもどの会社を契約しても同じように通信が遅くなるのかもしれません。海外のデータ通信に対応しているahamoも使っていましたが、こちらもあまり通信状況はよくありませんでした。
電池持ちに関してはルーターの個体差はあると思いますが、私の借りた端末は一日電源を入れたままでも電池は切れませんでした。
ホテルに帰ってから充電すれば十分で、貸出キットには充電器と現地に対応したコンセントが入っているので、心配はありません。
4.返却
帰国後、宅配時に受け取った封筒に入れてルーター一式を返却しました。住所を書き込んで郵便ポストに投函するだけです。
帰国してから2日後の消印有効なので、忘れないうちに早く出したほうが良いと思います。
最後に
契約から返却まで、利用フローは非常にわかりやすく手間取ることはありませんでした。
ルーターも電池持ちがよく、ホテルで充電を忘れない限りモバイルバッテリーは必要ありませんでしたし、充電に必要なものも揃っています。
都市部では通信品質に困ることはありませんでしたが、地方では通信が遅いと感じるときがありました。ただし、現地の通信回線がそもそも遅い可能性はあります。