先日、後継機種のWH-1000XM4が発売されましたが、これに伴って前世代のWH-1000XM3の価格が安くなったのである意味買い時!
圧倒的パフォーマンスのノイズキャンセリング機能を搭載している人気機種でずっと3万円台でしたが、次世代が発売されたことで2万円台でも購入可能になりました。
WH-1000XM4が4万円台であることを考えると、世代が一つ前になっただけでかなりお値打ちな気がします。
また、Headphonesアプリを併せて利用することで機能を最大限に活かすことができます。
話題のノイズキャンセリング機能の強さは?
ノイズキャンセリングの最適化
ヘッドフォンを装着しただけでも包み込まれるような感覚でしたが、ノイズキャンセリング機能がオンになることでトンネルの中に入ったような不思議な感じがしました。
どうやら気圧センサーを備えているようで、少し耳ツンに近いような無音感があります。
また、周囲の騒音レベルや本人の状態に応じてノイズキャンセリング機能の最適化を行うことができ、眼鏡の有無などに対応できる点がなかなかすごいのではないでしょうか。
ノイズキャンセリングによって、音楽が流れていなくても周囲の会話や雑音は気にならないレベルまで相殺されており、突発的な大きい音(くしゃみとか)もある程度低減できています。
音楽が流れたらほとんど聞こえないので、家族が真横でギターを弾いていたのになんと気になりませんでした。
完璧に音を消すことはできませんが、音量を大きくせずとも周囲のノイズを小さくしてくれるのでとてもいい感じです。
外音コントロール
ノイズキャンセリング機能は強度を段階的に変更することができます。
- ノイズを完全にキャンセル
- 風音をキャンセル
- ノイズキャンセリングレベル +1 ~ +20
完全にキャンセルするモード以外ではボイスフォーカス機能を利用でき、人間の声をより拾いやすくできるようです。
また、アダプティブサウンドコントロールでは位置情報を利用することで場所に応じて自動的に設定を変更することもできます。
外音取り込みは結構しっかりヘッドフォンに触れなければ有効にならず、マイクで拾った音という印象が強いです。
ただ、ヘッドフォンを通じてリアルな外音を聞きたいわけではなく誰かに話しかけられたときに一瞬使う程度を想定しているので、機能としては十分かと思いました。
取り込む音の方向も設定できるので、パソコンの音だけ拾いたいなどの需要があれば便利かもしれません。
予想以上に低音の存在感あり
ソニーには重低音を重視したEXTRA BASSシリーズがあり、ヘッドフォンでもWH-XB900Nなどがあります。
そのため、低音から高音までバランスをとるような音なのかと思っていましたが、実際に聴いてみると重低音の存在をしっかり感じるような音でした。
個人的にはより好みの音に近づいたので嬉しい限りです!
好みの音に設定可能
Headphonesアプリではサラウンドやイコライザーを利用することができます。
サラウンド設定
サラウンドでは聴いている環境をコンサートホールにしたりアリーナにしたりすることができます。
リバーブや反響音が効いてライブを聴いているような感覚に浸れます。
ただし、音質優先モードでは利用できず、サラウンドを有効にした時点で接続優先モードに切り替わります。
選べる環境は以下の4つです。
- アリーナ
- クラブ
- アウトドアステージ
- コンサートホール
しかも、音楽アプリだけでなくゲームでも有効になっています。
ということは、例えばミリシタのMVでアリーナ×Flyers!!!とかアウトドアステージ×Grow Mapにすれば、よりリアルな感じに…!
イコライザー設定
曲調に合わせて周波数の強度を変更することもできます。
ポップであれば中高音域が強調されたり、ロックであれば低音域が強調されたりします。
他にもDSEE HXとかLDACとか、高音質で音楽を楽しむための機能が満載です!
ただ、私はハイレゾ音源を持っておらず比較できないため、説明は省きます…。
NFCに対応
NFCで接続できるのが予想以上に便利だということに気づきました。
これまで使用してきた同じくSONYのMDR-1ABTもNFCに対応していたのですが、Bluetoothをオンにすれば自動的に繋がるし、不要では?と思っていたのです。
しかし、Bluetoothは最後に接続したデバイスと繋がるようになっているので、複数のスマホやパソコンのBluetoothがオンになっていると接続したいデバイスとは別のデバイスに繋がってしまいます。
そうなるとBluetoothを繋げ直す必要があって面倒だったのですが、NFCが使えればヘッドフォンの電源が切れた状態で接続したいスマホを近づけるだけで自動的に接続できます。
最後に
私は基本的に自宅の室内でしかヘッドフォンを使わないのでわからないのですが、室内に比べてかなりノイズが大きい電車内でもノイズキャンセリング機能で相殺できるものなのでしょうか。
もし、機会があれば試してみたいと思いました。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!