二年間くらいずっと Kindle Paperwhite 欲しいと思って購入した人の末路。
はじめまして、makoto です!
レビューは溢れてるのでわざわざ書く必要ないかなと思ったんですが、そもそも商品紹介の記事はアフィリエイトのリンクから買ってもらいたい一心で書かれる場合があるので、商品を過大評価する可能性があるんですよね。
レッドオーシャンのブログ記事にしたのは、顔出しNG&動画編集は大変でレビュー系YouTuberはなし。でも検索したら出てくる程度には読んで欲しいし、利害に囚われずに自由に書きたいと思ったからです。ブログの維持に毎月お金はかかるので広告を貼ってます。ご了承ください…。
初記事の今回は、Kindle Whitepaper について書きたいと思います。
結局、私は色々な記事を見ていいかも!と思って買ったら、うん…。という結果だったので、教訓として。
購入前に感じていた魅力
1.プライム会員特典が使える
こないだの値上げで年間 5,000 円になった Amazon プライム、入っている人もかなり増えてきました。配送オプションが無料になるだけでなく、プライムビデオやプライムミュージックなど、会員特典が充実していますからね!
その会員特典には「プライムリーディング」と「オーナーライブラリー」というものがあります。
プライムリーディングは特典対象の本や雑誌が読み放題というサービスで、スマホやパソコンでも利用できます。ただ、私が使ってみたかったのは後者のオーナーライブラリーでした!
2.目に優しく、毎日の充電もいらない
Kindle シリーズは液晶ディスプレイではなく「電子ペーパー」なので、それ自体は発光しません。そのため、Kindle paperwhite は LED を搭載していて、暗いところでは裏から照らす必要があるのです。明かりがなければ見えない、まさしく「紙」のような感じですね。
電子ペーパーの最もいいところは、液晶ディスプレイに比べて目が疲れにくいことです!液晶ディスプレイはそれ自体が光っていて、いわゆるブルーライトも発しています。ブルーライトは画面と目の距離が 1m くらい離れれいればほとんど影響はないのですが、なんにせよ長時間見続けると肩が凝ったり頭が痛くなったりするので、ないに越したことはありません。
また、バッテリーの消費量が少ないので、数週間おきに充電すれば十分使えます。Kindle は充電器は別売りですし、毎日スマホも Kindle も充電するとなると面倒なので、ここも嬉しい点です。
3.PDF を入れられる
Kindle は PDF リーダーとしても使えます。Kindle 専用のクラウドを経由するという形ですが、スマホで読むよりも画面が大きいので、PDF の資料を読みたいときにいいなと思っていました。
実際に使って思ったこと
1.オーナーライブラリーの真価とは
オーナーライブラリーとは、オーナーライブラリー対象の本を一か月に一冊無料で読めるサービスです。Kindle 本が毎月一冊読めると考えると、かなりお得では?と考えていました。(ちなみに、期限が設定されていない「貸出」扱いなので、借りた翌月に新しい本を読みたい場合は「返却」します=読めなくなります)
ここで注意しなければならないのは、オーナーライブラリーで読めるのはオーナーライブラリー対象の本であるということです。私は Kindle 本が対象なのかとテキトーに思っていましたが、「無料本」という枠が存在していました。
しかも、これがあまり使いやすくないのです…。スマホやパソコンで無料本を検索して欲しいものリストに入れたら、Kindle に持ち替えてダウンロードするのが一番本を探しやすいのですが、Kindle だけで完結していないことが難点になっています。
また、プライムリーディングとオーナーライブラリーを合わせても読みたい本がたくさんあるとは限りません!(ここ重要)
確かに冊数はあるかもしれませんが、当然人気作家や新しい本はほぼなく、ビジネス本や自己啓発本、洋書などの需要に偏りがある本が結構あります。様々なジャンルの本を手広く読む読書家の方であればいいと思いますが、私はそうではなかった…。
2.目は疲れにくく、充電も気にしなくてよいのは本当
電子ペーパーはタッチの反応が少し悪いのですが、長時間読んでも目が疲れたぁ~という感じにはなりませんし、電車に乗っているときに後ろから日が差してきても、画面が見えなくなるということもありません!
最初はバッテリーの消耗がないので、充電の頻度もかなり少なく済んでいます。
注意することとしては、電子ペーパーは白黒なので主に雑誌を読みたい人には向かないかもしれません。
3.PDF リーダーとしても使えることには使える
Kindle に PDF を送るとき、そのまま送る方法と Kindle に合わせて変換する方法の二種類があります。変換すると、字の大きさやフォントを変えることができるので驚きでした!
しかも、辞書を内蔵しているので Wi-Fi が使えないオフライン環境でも長押し (ハイライト) するだけで単語の意味を調べることができます。もし辞書にない言葉をハイライトすると、wikipedia で調べようとするんですよね。面白い。
機能はよくできていて、快適に読めることに間違いありませんが、変換すると図が出なかったりページの境がわからなくなったりするので、印刷した紙も良いんだぞということに改めて気づかされました。
まとめ
品質はとてもいい商品でしたが、買うだけの価値があるかどうかはかなり人によって異なってきそうでした。Kindle Unlimited を契約している人とかですかね?
私は少し暗いところでも見えるように Kindle Paperwhite を買いましたが、最近 LED 搭載の Kindle (無印) が出てしまいました!半額くらい安いではないか…。(来月発売)
ちなみに、オーナーライブラリーは Amazon の端末を持っている人が対象なので、Kindle 電子書籍端末ではなく、Fire タブレットでも OK です。雑誌を見たいなら、タブレットのほうが断然いいと思います。(しかも安い)
Fire タブレットは「HD」が名前に入ってると画面がより綺麗なので、雑誌の写真や動画とかを見たい場合は 8 インチか 10 インチがおすすめです。(ちょっと欲しいけど持ってない…。)
そういえば、記事のタイトルは「念願の Kindle Paperwhite 買ったのに…」でしたね。買ったのに…あげてしまいました!二回ほど充電して何度か使って放置状態でしたから…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!