ケーブルテレビのJ:COMが提供するインターネット回線「J:COM NET」は、個人的に回線速度が非常に遅いのでは?という印象を持っていたのですが、実際に契約してみると意外な結果になりました。
J:COM NETの特徴
J:COMが提供するインターネット回線は、大きく分けると2タイプあります。
一つはケーブルテレビ線を用いたインターネット、もう一つは光ケーブルを用いたインターネットです。
光ケーブルの回線はJ:COM NET(光)というサービスになっていますが、今回は取り上げません。
J:COM NETの速度
では、早速ですが、ケーブルテレビ線を用いたJ:COM NETの速度はどれくらいかというと…。
有線LANで接続した状態でGoogleのインターネット速度テストを用いて計測してみると、日曜日の夕方で、上り 94.6Mbps/下り 539.8Mbps(レイテンシー 7ms)とかなり高速!
理論値は上り 100Mbps/下り 1Gbpsとなっていますが、実測値としてはかなり優秀だと思います。
実際に使っていて回線が遅いと感じたことはありませんでした。
たまに相性が悪いことも?
ただ、場合によっては、通信状況が悪いときもあります。
現象としては、クラウドとの同期がうまくいかない、LINE通話が繋がりづらい、オンラインゲームの接続がたまに落ちる、など。
回線自体は速いものの、その接続状態が長時間維持されているかは検証できていません。
また、可能性として、相手の通信が遅かったり、サーバーが混んでいたり、ということも考えられます。
無条件に全て良いとは言い切れませんが、現状J:COM NETに不満はありません。
無料インターネットの場合は注意!
賃貸物件の中には、無料インターネットでJ:COMが利用できる物件があります。
個別の契約手続き、ホームゲートウェイやルーターなどの機器設置などを行う必要なく、入居してすぐにインターネットが使えるようになるので、特に一人暮らしには強い味方です。
ただし、その賃貸物件に入っている人がみんな使えるサービスとなっているため、回線が混雑しやすく、速度が落ちている可能性があります。
実際、ケーブルテレビ線経由でのJ:COMは使った経験がありましたが、賃貸物件全体で利用できる回線だったため、インターネットへの接続状況はかなり悪く、回線が遅かった記憶だけが残っています。
個別契約のJ:COM NETとはその点が異なるため、お気をつけください。