最近 twitter でよく見かける現金プレゼント企画ですが、本物なのか偽物なのか見分けるのが難しいですよね。
当たった人も一定数いるように見えますが、どのような仕組みでお金を配っているのでしょうか?
こんにちは、makoto です!
新型コロナウィルス COVID-19 の感染拡大が続いている中で、接客を伴う店舗や営業自粛を求められている業界で働かれている方々にとっては深刻な問題です。
特に(我が家はそうなのですが…)毎月収支が釣り合っているような場合は貯蓄する余裕がないので、このような状況下では生活が苦しくなってしまいます。
そういう方々への支援を目的に、twitter で現金を配布して支援を行おうという取り組みが増えています。
現金プレゼント企画の仕組み
最も有名なのは前園友作氏が行った1億円プレゼント企画です。
各メディアでも大きく取り上げられ、当選状況を照会するためのシステムに影響を与えるほどの規模でした。
このように、現金プレゼント企画は多くの個人資産を持っている方が社会の活性化やボランティア的な意味合いで実施しています。
これが本物の現金プレゼント企画の仕組みです。
現金プレゼント企画が抱える闇
一方で、怖いのは裏の顔を持つ現金プレゼント企画の存在です。
現金プレゼント企画としてツイートしていますが、実際には自作自演である、もしくはツイート内容と比較してかなり少ない人数にお金を配っているケースがあります。
なぜ、そんなことをしているんでしょうか?
その答えは当選連絡にあります。
当選した際には送金などに必要な連絡を行うために DM などを使ってやりとりします。
現金書留であれば、名前と住所が必要です。万一の連絡のために電話番号も必要かもしれません。支援目的であれば収入を示す書類や家族構成を尋ねられるケースもあります。
偽物の現金プレゼント企画の目的はここにあります。引っかかったユーザーの個人情報を売買し、利益を上げることです。
ユーザーの情報はより多い方が高値で取引され、一人当たり数千円〜数万円ほどの金額になると言われています。
本物か偽物かを見分ける方法
現金プレゼント企画が本物か偽物かを見分けるには、実際にお金が用意されている、もしくは用意できる方が実施しているかを見るしかありません。
ここで見るべきなのは、例えば
- 企画者の名前
- 所属している法人
- 画像付きツイートであればその内容
といったところです。本当にそういう人が存在しているのか、検索してみてください。
それなりに多くのお金を稼ぐことができる方は注目されやすいため、検索すると記事やコラムなどで取り上げられています。
偽物の企画で見かけるツイート例も紹介しておきます。
- プロフィールに書かれている法人が存在しない
- 振込するときの様子や現金を手渡しする様子を収めた写真や動画が付いている
- 口座残高を写真に撮ったり、札束が積まれていたりする写真や動画が付いている
実は、私も 10 億円持っています(嘘)
Web サイトを改ざんしたり、札束のレンタルを利用したりすることでとっても簡単にお金を持っているように見せることができるので、注意してください!
まとめ
もし、偽物に引っかかってしまうと個人情報が売買される可能性があるだけでなく、様々な詐欺などの犯罪に引っかかりやすいユーザーとしてリストに載ってしまうので、その後も被害に遭いやすくなってしまいます。
お金に困っている人から搾取するような行為は本当にやめてほしいですね。
現金プレゼント企画に参加したいと思ったときは主催の方の情報を念入りに調べるように心がけてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!