Adobe 製品をインストールしたときに一緒に McAfee のソフトウェアもインストールされたのですが、一体何が入ってきたのでしょうか…
こんにちは、makotoです!
先日、PDFを読むためにAdobe Acrobat Reader DC(無料版)をインストールしました。
インストールウィザード通りに進めていると、何やらAcrobat Reader DC以外にMcAfee製品がインストールされていました。
見てみると、インストールされたのはMcAfee Safe ConnectとMcAfee Security Scan Plusでした。これは果たして必要なんでしょうか?
McAfee Safe Connect
このソフトウェアは公衆Wi-Fi等に接続したりインターネット検索をしたりするときに安全に利用するために使用します。
なぜ安全になるかというと、VPNという仕組みを利用するからです。
ざっくりわかりやすく説明すると、インターネットに接続するときに暗号化された回線を通すことで通信内容を読み取られないようにする技術を使っています。
もちろん使ったほうが安全ではありますが、VPNは基本的に月額利用料がかかる上、今使っているデスクトップパソコンを自宅以外の回線に接続することはないので必要ありませんでした。
敢えて言うならVPNはMcAfee以外にも様々な企業がサービスを提供しているので、わざわざ今契約する理由もありません。ただし、利用するのであればVPN提供者は信頼できるところを選ぶ必要はあります。
McAfee Security Scan Plus
もう一つインストールされたほうは、簡易的なウィルス対策ソフトウェアです。
何も入っていないよりはましですが、無料版なのでそんなに期待できそうにありません。
何よりも、私は有料版のMcAfee Live Safeを契約しているので必要ありませんでした。
McAfeeのアンインストール
私は有料版を契約しているとは言え、あまりMcAfee製品が好きではありません。その理由がアンインストールの過程にあります。
Windowsでソフトウェアをアンインストールするときには [Windowsキー] > [設定] > [アプリ] もしくはコントロールパネルから操作することができます。
エクスプローラのアドレスバーに「コントロール パネル\プログラム\プログラムと機能」と入力するとすぐに開けます。
McAfee製品も同じようにアンインストール作業が可能ですが、アプリ一覧から消えてもPC上には普通に存在していて、なんと問題なく起動します。
アンインストールしても消えない場合はインストールされた本体を直接消すしかありません。本体のファイルとその設定ファイルはデフォルトでは以下の場所にあります。
- C:\Program Files (x86)\McAfee\McAfee Safe Connect
- C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\SafeConnect
また、アンインストール時やファイル消去時に「サービスを終了してください」といったメッセージが出て消せないときがあります。
このときには、タスクマネージャーを開いて [サービス] タブ > [サービス管理ツールを開く] でサービス一覧を表示し、McAfee Safe Connect Serviceを選択して [サービスの停止] を選ぶことで強制的に停止させることができます(自己責任で)。
最後に
Adobe Acrobat Reader DCをインストールしたときに入ってきた二つのMcAfeeソフトウェアは、私の利用方法では不要なものだったのでアンインストールした、というのが結論です。
ウィルス対策ソフトは今の時代に必須ですが、ウィルスを知り尽くした企業が開発するソフトですから一筋縄ではいかないんでしょうか。
消したいときには綺麗に消えて欲しいものなのですが…。