Amazon’s choice で税込 3,000 円という激安で売られていたデュアルディスプレイ用モニターアーム。レビューを見る限りはそこまで悪くなさそうですが、品質はいかに!
こんにちは、makoto です!
皆さんはモニターアームを使ったことがあるでしょうか?
お使いになったことがあれば経験したこともあるかもしれませんが、比較的安いモニターアームは位置の調整が難しく、「もうモニターのスタンドでいいや」という気持ちになることがあります。
だから激安を避けているわけなのですが、今回モニターアームを新調しようと思ってついポチってしまいました。
もし失敗しても 3,000 円の損失で済みますし!(こうして最終的にコストが高くなるのでは…)
デュアルモニターアームは品質が命
私が使っているのは、モニターが二つ横に並ぶようにして設置できるタイプのモニターアームです。
モニターアームの中でも特に、デュアルモニター対応のものは求められる品質がシビアだと考えられます。
その理由は主に二つあります。
- アーム全体が均質でないと、左右のバランスがとれない
- 位置調整が難しいと、左右のモニターの高さがズレてとても気になる
デュアルモニターでの設置を考えているとき、多くの方は下の写真のようにモニター二枚をぴったりくっつけるようにして並べたいと思うのではないでしょうか?
このように設置するにはモニターアーム全体のバランスが取れていて位置調整も細かくできる必要があるため、品質が大きく関わってくるのです。
モニターアームのタイプ
今回購入したのは、いわゆる水平アームタイプです。
これまで使用していたガス圧タイプよりもスッキリしていて、左右を揃えて設置するのに向いています。
モニターアームの種類や固定方法の違いによるメリット・デメリットは以前の記事で取り上げたので、興味があれば合わせてご覧ください!
激安モニターアームの実力は…
さて、デュアルモニターにするなら品質を重視すべきという話でしたが、激安モニターアームはどうなんでしょうか?
良かったところ
1.つくりは意外としっかりしている
一番心配だったのは、つくりが安っぽくてモニターを支えることができないのではないかということでした。
モニターは一枚 2kg くらいはあるので、関節部分がしっかりと固定できないとお辞儀したような状態になってしまい、全く使い物になりません。
関節部分の硬さはネジを締めることで調整できますが、レビューの中には壊れそうなくらいネジを締めても固定できないという書き込みがありました。
届いたときはネジの締め具合がバラバラだったのでとても不安でしたが、締めてみるとちゃんと固定できたので良かったです。
また、モニターのスイッチに触れたときに以前よりも揺れが抑えられていて、骨組みも割としっかりしていると思います。
2.机を挟む部分に緩衝材がある
以前使用していたモニターアームも机に挟んで固定するグロメット固定式でしたが、緩衝材がなかったので金属が少し机にめり込んで跡がついていました。
この商品はスポンジのような緩衝材がついているので、気休めかもしれませんが机を傷つけにくくなっています。
微妙なところ
1.なんか傾いてる
つくりはしっかりしていますが、モニターを設置してみると右が少し沈んでいました。
モニターアームの中心の軸が少し傾いているのか、固定している机の天板が重みで歪んでいるのかわかりませんが、モニター二枚を並べたときに左右で高さが違ってしまうので、ぴったりくっつけることができません。
これは結構あるあるなので、購入の際は気をつけてください。(実際に設置しないとわからないけど)
ただ、高さがずれていると言っても、1cm弱です。そこまで気にしない人であれば全然いいと思います。
2.俯角の調整が微妙
このモニターアームはモニターに VESA マウントをつけて、それをアーム本体に引っ掛けることでかんたんに設置できるというものです。
それ自体はモニターの設置が楽になるのでいいのですが、若干遊びがあるので俯角を調整するときはガタガタします。
まとめ
感想としては、値段の割に品質もそれなりに良かったのではないかと思います。
モニターをくっつけるようにして設置すると全体的に斜めになるのでそれはやめました。
デュアルモニターにするならそれなりに高いモニターアームを買うか、モニターアームを使わずに高さ調節可能なモニターを並べたほうがいいのかもしれません。
ただ、モニターアームを使うとモニター下がすっきりするので、机が広く使えるのは嬉しいところです。
今回紹介したのはこちら!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!