【ウルトラワイドモニター】Dell P3421Wレビュー

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画面の縦横比が21:9のディスプレイ、いわゆるウルトラワイドモニターが最近(?)流行っています。

LGやMSI、I-O DATAなど様々なメーカーから発売されていますが、今回はDellのウルトラワイドモニターを購入したので、使い心地をレビューしたいと思います!

昨年からテレワーク化により自宅で仕事をするようになった、家にいる時間が長くなったのでゲームで遊びたいなどの理由からモニターの需要が非常に高くなりました。

従来の16:9を中心に売れていますが、「広い作業スペースがほしい」「ゲーム中の視野を広くしたい」といったことから21:9のウルトラワイドモニターが売れ始めているようです。

ウルトラワイドモニターとは

21:9のアスペクト比

しきりに画面の縦横比が21:9だと説明していますが、そもそも21:9ってどのくらいかというと。

一言で説明するなら「映画と同じ」です。

一般的なテレビで映画を見ると上下に黒帯が入ることがあると思いますが、映画は21:9で作成されているため、16:9のテレビのサイズに合わないのです。

ウルトラワイドモニターは映画と同じ縦横比なので、黒帯は入りません。

平面モニターと曲面モニター

21:9はかなり横長になるので、顔が画面に近いと左右が見えにくくなります。

それを改善するために曲面モニターが採用されているモデルが多く、ゲームでは高い没入感をもたらしてくれる存在となっています。

ただ、デザインなどに使用する場合は直線がわかりにくくなることもあるので、平面モデルを選ぶという人もいるようです。

曲面と入ってもかなり緩やかなので、本職でなければあまり心配はいりません。

ウルトラワイドモニターの売れ筋

圧倒的なLG人気

登場当初に比べると様々なメーカーが参入したことで価格も少し下がってきましたが、それでも結構高め…。

そこでよく選ばれているのが、韓国LGのモニターです。

上記のイメージは34インチモデルですが、29インチモデルなら約3万円とウルトラワイドモニターとしてはかなりお手頃。

ただし、解像度は低めの2560×1080なので注意です。

古株?のMSI

以前はMSIの製品がAmazonで売れていたように思いますが、LGの圧倒的な安さには敵わなかったのか見かける機会が減りました。

ウルトラワイドモニターは元々ゲームを主目的に展開されていたので、このモデルでは解像度3440×1440やリフレッシュレート100Hzなどのスペックの高さが伺えます。

日本のメーカー

家庭用で日本のメーカーを選びたいならI-O DATA(GigaCrysta)かマウスコンピュータ(iiyama)になると思います。

I-O DATAはゲーミング要素が強く、リフレッシュレート75Hz、オーバードライブ時の応答速度2msとなっています。

一方でiiyamaは作業用モニターとして押しており、モニター画面も平面です。

これらのモニターは値段が少しお高めですが、3440×1440と解像度が高い製品となっています。

ちなみに、もっと品質の高いものを使いたい!となるとEIZOが良いですが、最早プロ仕様なので家庭用で使うには高価になると思います。

逆にJAPANNEXTはおすすめしません。輝度や色味が微妙というレビューが多く見られたので…。

Dell P3421W

その中で私が選んだのはDellの34インチモニターです。

なぜDellを選んだのか?

なぜDellにしたかというと…

  • 値段が6万円台前半
  • 解像度が3440×1440
  • プレミアムパネル保証付き

が良いなぁと思ったからです。

実際使ってみてもしっかり明るさが確保されており、色味も違和感なく綺麗です。

また、プレミアムパネル保証がついているので万一ドット抜けがあっても交換してもらえます。

液晶パネルを出荷できる品質レベルはほぼすべてのドットが正常に動作していれば良いという基準が設けられており、ドットの一つや二つが抜けていても不良品と認められないことが往々にしてあります。

Dellの保証は一つでもドットが抜けていれば対応してくれるので、不安な人にはおすすめの保証です。

ウルトラワイドモニターの使い心地

Dell P3421Wですが、「控えめに言って最高!」という感じです。

以前はデュアルモニターにしていましたがウィンドウをモニター間で動かすのが意外と面倒で、結局片方しか使わないみたいなこともありました。

21:9のモニター一枚になるとそのような煩わしさから解放されるので、思っていた以上に作業しやすくなっています。

また、かなり輝度を高く設定でき、色味が鮮やかなのでゲームにも最適です。ただし、有機ELではないので黒色の深さには限界があります。(そもそも有機ELのウルトラワイドモニターはない)

画面の傾きや高さも遊びが大きいので自由に変更できます。モニターとスタンドで10kgを超えるので、一度置くと気軽に動かせない点には注意です。

複数PCを接続するときの注意点

ウルトラワイドモニターは2台のパソコンの画面を表示できるようになっていることが多いです。

  • PBPモード:画面を二つに分割して2台のPC画面を表示(Picture By Picture)
  • PIPモード:1台のPC画面の中にもう一台の画面を小さく表示(Picture In Picture)

Dell P3421WにはHDMI、DisplayPort、USB-Cのポートがそれぞれ一つ備わっていますが、DPとUSB-Cは排他制御、すなわち同時に使うことはできません。

そのため、2台のパソコンでPBPモードやPIPモードを使いたい場合はHDMIとDP、もしくはHDMIとUSB-Cという組み合わせになります。

スピーカーは別売り

Dellの別売りスピーカーを付けることを前提とした設計になっていて、内蔵スピーカーはありません。

スピーカーも購入して試してみたので、気になる方は以下の記事をご参照ください!

最後に

モニターにしては高い買い物になりますが、作業効率と快適性がとても向上したのでウルトラワイドモニターはおすすめです!

34インチで解像度を気にしないのであれば2560×1080でも良いですが、できれば3440×1440のほうがきれいに見えます。

一部のゲームなどはこの高解像度に対応していないケースもあるのでそこだけご注意ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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