Xperia1はゲームに向いてる?

スマホ

画面の縦横比が21:9になったXperia 1ではどれだけ快適にゲームできるのか、わくわくします!

こんにちは、makoto です!

私はずっと Android スマホを使っていますが、ゲームには iPhone のほうが向いているといわれています。

なぜかというと、Android スマホのほうが iPhone よりも反応が遅かったり読み込みに時間がかかったりすることが多いからです。

Androidで重くなりやすいゲームたち

特に、2D画像を3D化するLive2Dを使用しているゲームは動作がもっさりしやすく、スマホが熱くなることも。

Live 2Dを採用しているゲームには「バンドリ!ガールズバンドパーティ!(ガルパ)」などがあります。

機種変更前のXperia Z5 PremiumではガルパのHARDはほぼクリア不可能でした。動作がカクカクしすぎて、適切なタイミングでノーツをタップすることができなかったからです。

他にも、たまにタップやフリックが反応しない「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)」やサーヴァントが登場せずに戦いが始まらない「Fate Grand Order(FGO)」など、機種が少し古くなるとプレイに支障が出てきます。

その点、iPhone は多少古くてもだいたい動きます。特にこだわりがなく、ゲームメインで使うのであれば iPhone がおすすめされるのはよくある話です。

しかし、iPhoneはブランド力によって割高な値段設定になっているのがちょっと難点…。

縦横比21:9のワイドディスプレイ

前置きが長くなってしまいましたが、Xperia 1 の大きな魅力の一つにディスプレイの大きさが挙げられます。画面の縦横比が 21:9 となり、いわゆるウルトラワイドディスプレイと同じアスペクト比になりました。

画面を横にすると一般的な 16:9 より幅があり、FPS やレーシングゲームでは見えなかった部分が見えるようになること、より迫力がある映像で楽しめることがメリットです。

それに加えて、歴代の Xperia シリーズと比べるとベゼルがかなり細くなり、よりゲームに没頭しやすい仕様になっていると思います。

ただ、すべてのアプリが対応しているわけではないことに注意しなければなりません。16:9の画面の外側が黒に塗りつぶされているときもあります。

ゲームエンハンスモード

この機種から、よりゲーミングに特化した便利な機能が追加されました。

それがゲームエンハンスモードです。ゲームエンハンスモードになるとアイコンが画面に常駐します。

これが予想以上に優秀なんです。

ゲーム中は通知オフ

音ゲーのプレイ中に通知が来てフルコンを逃したり、その間に事故って死んでしまったりした経験があるのではないでしょうか。

それが嫌で予めLINEをミュートするなどの対策もありましたが、少し面倒です。

しかし、この機能によってそんな悩みからは解放されました!前からずっと欲しかった機能で、私以外にもたくさんの人が望んでいたと思います。

ゲームアプリを開いた瞬間に自動的にゲームエンハンスモードがオンになり、通知はシャットアウトされます。

ゲームアプリを閉じるまでは通知欄には何も表示されません。

これまで通知された内容も、ゲームプレイ中に通知されるはずだった内容も、メールであろうとLINEであろうとすべてを遮断します。

ただし、電話は重要性が高い可能性があるので、音は鳴りませんが画面上部に通知が出ます。

稀に、ゲームアプリを開いたまま画面を閉じると、ゲームエンハンスモードがオンのままとなって通知が遮断されてしまうことがあったので、そこは注意が必要かもしれません。

他に、通知オフになる例外として、バッテリー残量 (15% 以下) の低下のときだけは通知が出ます。

一部対応していないアプリがあると記述はありましたが、これまで通知が来たことはありません。

スクリーンレコード対応

Android 6.0 辺りから画面を録画する機能が OS に搭載されていましたが、一部のスマホでは内部音を録音することができませんでした。

ゲームエンハンスモードにはスクリーンショット機能とスクリーンレコード機能が付いており、スクリーンレコード機能では内部音と外部音の録音のオン・オフを独立して切り替えることができるようになっています。

これで、パソコンやキャプチャーボードを用意することなく、スマホ画面を内部音声ありで録画できるようになりました。

また、ネット配信の撮影にも対応できるよう、インカメラを使って顔を入れ込んだ録画が可能です。

著作権に配慮したためかと思いますが、録画中はアイコンが表示された状態で録画されます。

ちなみに、ゲーム中にスマホ本体のスクリーンショット機能を使うとゲームエンハンスモードのアイコンも映ってしまうので、ゲームエンハンスモードのスクリーンショット機能を使う必要があります。

プレイを補助するフォーカス設定

上記でお伝えした内容+α、ゲームプレイ中にスマホを制御する方法はフォーカス設定から選択することができます。

設定できる内容には次のような項目です。

  • メモリー解放(ゲームアプリに優先的にメモリを使う)
  • 通知を非表示
  • ナビゲーションバーをロック(スワイプして画面上に開くことを防ぐ)
  • サイドセンスを無効にする
  • 明るさの自動調整を無効にする

意外と良いと思ったのは明るさの自動調整が無効になることです。

音ゲーをプレイ中に手をかざすことで明るさが変わってしまうことを防いでくれるので、更に快適にプレイできるようになりました。

ここで設定した内容はゲームアプリを開いているときのみに適用されるので安心です。

ゲーム画面の様子

ウルトラワイドディスプレイでゲームをしたときの感覚がお伝えできるように、ゲーム画面を比較してみます。

16:9と21:9の横幅の違いを「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ(ミリシタ)」のMV画面で比べました。

Flyers!!! という曲の同じ場面を撮影したものですが、横幅が広いとやはり没入感があります。(2画面の撮影の間にアピール値が変わったためにアイドルの順番が若干変わってしまいました…)

ライブ画面は横幅が広がっても端っこまで対応しています。一部イベント画面やガチャなどは黒帯や下の画面が見えてしまうことがありますが、プレイに差し障りはありません。

デレステのライブ設定にもディスプレイの大きさに応じたサイズの変更に関する項目があったので、まずまず対応しているようです。

スクリーンショットのサイズの違い

Xperia Z5 Premium は 4K ディスプレイ搭載、Xperia 1 は 4K HDR ディスプレイ搭載です。

ざっくり言うと、ディスプレイがよりきめ細やかに映るのですが、アプリ自体が対応していなければ実は意味がありません。

そして、4K対応スマホはそれほど多くないので大抵のアプリは対応していません。

しかし、Xperia Z5 Premiumではスクリーンショットを撮ると4Kサイズで出力するため、画像のデータ量が大きくなっていました。その点、Xperia 1ではHDほどに抑えられています。

機種液晶解像度スクリーンショット
Xperia Z5 Premium4K トリルミナスディスプレイ3840×21603840×2160
Xperia 14K HDR 有機ELディスプレイ3840×16642560×1096

早くも Xperia 5 登場!

Xperia 1の後継機として発表されたXperia 5はXperia 1の 6.5 インチよりも一回りほど小さい 6.1 インチのディスプレイを搭載しています。画質が少し低下したものの軽量化され、持ちやすくもなりました。

Xperia 1の幅は片手で持つ限界ギリギリで手が小さければ親指は届きませんし、かなり縦長なので上の方のボタンは無理しないと押せません。大画面スマホの宿命ですね。

Xperia 5にもゲームエンハンスモードが搭載されていますが、一度に20コマのスクリーンショットが撮れるなどの機能強化があるようです。

知りませんでしたが、シリーズとしてはハイエンド、ミドルクラス、ローエンドとしてそれぞれXperia 1, 5, 10という構成になる予定だそうです。

(追記) Xperia1 II に期待!

Xperia1は発売から数ヶ月でなんと販売終了!(ドコモでは)

ミドルクラスのXperia 5を売りたいのかと思っていましたが、予定では4月下旬に後継機種であるXperia1 IIが出るとの話です。

スマホ黎明期は人気があったXPERIAシリーズも近年はiPhoneや中華圏の安価なスマホに押されて売上減&ソニーのスマホ部門も赤字になっていましたが、スマホの生産数を減らして一部の市場に注力することで黒字化できたと聞いています。

Xperia1 IIもそんなに多くは生産されないかもしれないですが、今後のXperiaにも頑張って欲しい!

そして21:9の画面の使いやすさに惚れ込んだので、1年後に買い換えるときはまたXperiaを選びたいと思います!

まとめ

何より嬉しかったのは、やはりゲームエンハンスモードの通知オフ機能でした!

LINEやメールに怯えながらプレイすることがなくなっただけでも充分です!

また、ゲーム画面を録画したい人にとっては内部音のみを録音できるスクリーンレコード機能は強い味方になってくれそうです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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