Adobe社のサポート終了に伴ってAdobe AIRランタイムのインストールページがなくなってしまったので、他の方法でインストールを試みました。
こんにちは、makotoです!
2020年末でとうとう対応終了したAdobe Flash Playerで動いていたアプリケーションは、Flash Playerがサポート終了した今でもAdobe AIRを利用してパソコンやスマホ上で動かすことができます。
そのために必要なAdobe AIRランタイムのインストーラはAdobeのホームページからダウンロードできたのですが、サポート切れのタイミングでホームページでの公開も終了してしまいました。
サポート体制
Flash Player関連の技術はAdobe社からSamsung傘下のHARMAN社へ移行されており、今後の開発や提供はHARMANから行われることになっています。
Flash Playerのブラウザ対応は終了しましたが、Adobe AIRを利用したパソコン向け、スマホ向けアプリの開発に利用できるため、引き続き開発が続けられていく予定です。
Adobe社が最後にリリースしたバージョンは32でしたが、2019年中に移行されて既にHARMANからバージョン33がリリースされています。
しかし、Adobe AIR SDK(開発用キット)はあるものの、ランタイムのインストーラは見つかりませんでした。
Adobe AIRのインストール
Adobe AIRに対応したアプリを動かすために必要なのはSDKではなくランタイムと呼ばれるソフトウェアです。
正式版の公開は終了しましたが、今のところはベータ版のインストーラは消されずに残っています。
Download Adobe AIR 32 Beta – Adobe Labs
Adobe社から最後にリリースされたバージョン32のベータ版なので不具合などが発生する可能性はあります。また、現在は開発されていないので脆弱性があっても対応はありません。(自己責任で)
最後に
応急処置的な方法ではありますが、ベータ版をインストールすることで一応Adobe AIRを利用できることがわかりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!