超有名ブランドではないものの「マニアのサブ機」として人気を集めている完全ワイヤレスイヤホンAG-TWS04Kが気になったので、ついポチってしまいました…。
こんにちは、makotoです!
これまで外出時用にAnkerのオーディオブランド製品 Soundcore Liberty Lite を使ってきた私ですが、使うこと一年半。新しい完全ワイヤレスイヤホンが欲しいと思って探していました。
そこで出会ったのが、価格コムでとても評価が高かったag TWS04Kです。
ag TWS04Kとは
あまり聞きなれませんが、agとはS’NEXT株式会社から生まれたオーディオブランドです。
「マニアのサブ機」として低音から高音までバランスの取れた表現力、クリアなボーカルを売りとした完全ワイヤレスイヤホンがTWS04Kになります。
2019年11月からagブランドとしてTWS01K, TWS02R, TWS03Rが展開されており、5月に後継機種として販売が開始されました。
TWS04Kの特徴
音質がクリア
agによると、TWSシリーズの最大の特徴は音質をこだわっているところにあるそうです。
TWS04Kの一番の特徴は、なんといってもこだわりの音質です!
ag 公式サイト https://www.a-g-japan.com/post/___04
左右独立イヤホンの音質はスピーカー部分に力を入れられていない事が多く、ソフトウェア上のイコライザーに大きく頼って音質の調整がなされており、特に高音域で聴き疲れする音が発生する原因となっています。そうした現象を回避するために低域が過度に協調されているなど、バランスの取れていない製品が多いのが現状です。
つまり、高音域のノイズ発生とそれをかき消す低音域の増幅が行われているイヤホンが多いようです。
TWS04Kではソフトウェアのイコライザーにできるだけ頼らず、良い音質が実現できるようなスピーカーを開発しています。
実際に聴いてみると、確かにボーカルの声が非常にクリアに聞こえてきます。
5種類のサイズでイヤーピースが用意されており、耳にフィットさせることで低音域もしっかりと存在感を残すような音に仕上がっているといえます。
防水仕様
何気に少ない防水仕様の完全ワイヤレスイヤホン。
これまで気にしたことはありませんでしたが、突然の雨や運動中の汗で濡れて壊れてしまうというケースもあるようです。
防水にするためにはフィルタを挟む必要があるので音質が低下してしまうことがありますが、TWS04Kは音質にこだわりながらもIPX7に対応しています。
耳にフィットするように作られているといっても何かの拍子で耳から外れて水にぽちゃんという可能性はありますが、IPX7なら多少沈んでしまっても安心ですね。
長時間使用、モバイルバッテリーにも
連続再生可能時間は接続するBluetoothコーデックにより異なり、公称値ではSBC/AACで9時間、aptXで6時間となっています。
また、充電ケースに入れながら使用することで、ケースの充電なしで最大180時間も使えるとのことです。
一日2時間使うとしたら2か月以上は充電せずに乗り切れそうです…!!
それだけ大容量のバッテリーを搭載しているので、モバイルバッテリーとしても使うことができます。
バッテリー容量は2600mAhなので最近のスマホをフル充電することはできませんが、万一のときにケーブルを持っていればいつでも充電できるのは心強いですね。
Bluetoothコーデック aptX に対応
Bluetoothコーデックはデータの転送スピードや質に影響する者なのですが、リーズナブルな完全ワイヤレスイヤホンに採用されているのがSBCやAACというコーデックです。
TWS04Kもこれらのコーデックに対応していますが、それだけでなく更に高音質を実現できるQualcomm® aptX™にも対応しています!
aptXはSBC/AACに比べて低遅延という特徴を持っていることも、私がポチった理由の一つです。
高音質で音楽を楽しめるだけでなく、低遅延であればゲームでも活躍できそうです。
私が感じたTWS04Kの良いところ
ボーカルのクリアさは随一
これまで使ってきたのはSONYやAnkerの製品はほどよいボリューム感のものが多かったのですが、TWS04Kはそれらに比べるとかなりボーカルがはっきりと聴こえてきます。
ここ辺りになってくると曲のジャンルや音の好みが出そうです。
個人的には安っぽいシャカシャカした音は好きではないのですが、低音域もしっかりと存在感を放っているので音の満足度は高いです。
耳のフィット感がいい
イヤーピースが5段階で大きくできるので、ちょうどよいサイズを選びやすく、耳にかなりフィットしやすいと思います。
フィットさせることで低音域がよりしっかりと伝わってきますし、外音遮断性を高めることもできます。
私が感じたTWS04Kの微妙なところ
ちょっと滑りやすい
イヤホン本体はプラスチック製なのですが、突起や滑り止めになるようなラバー素材はないので、つるっと滑ることがあります。
形状も丸いので、落とさないように気を付けたほうがよさそうです。
音がなんか大きい
電源のオン・オフ、Bluetoothのオン・オフで “Power on/off”, “Connected/Disconnected” というガイド音声が爆音で流れるのが何とも言えないです。
イヤホンをつけっぱなしでBluetoothをオフにすると、あまりの音の大きさにびくっとなるので、必ずイヤホンを外した状態でオン・オフを切り替えるようにしています。
また、接続するデバイスによっては最小音量が結構大きめになるようです。
Windows 10のデスクトップPCやMacBook Proに接続したときは普通の音量でしたが、Xperia 1に接続したときは最低音量にもかかわらず室内では十分すぎる音量でした。
ただ、私は完全ワイヤレスイヤホンは屋外のメイン機として使っているので、ちょうどよい音量です。
最後に
価格コムで星4.9の圧倒的高評価でしたが、価格帯と音質を考えると納得の出来でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!