企業や教育機関単位でマイクロソフトと契約を結んでいると Teams というサービスでテレビ会議ができます。
今回はその Teams でバーチャル背景を使用したビデオ会議の方法について紹介します。
こんにちは、makotoです!
リモートで自宅からビデオ会議に参加するときに部屋の様子が映ってしまうのは嫌だ!ということで Zoom などではバーチャル背景が設定できるようになっています。
そのような流れからか、4月に Microsoft Teams でもバーチャル背景を設定できるようになりました。
設定方法
ビデオ会議が開始している状態で、下の画像1の三点リーダーボタンを押し、2の背景効果を選択します。
そうすると、画面右側に設定できる背景が表示されるので、好きなものを選択して [Apply] を押すとバーチャル背景が設定されます。
バーチャル背景を使うのではなく、単に背景をぼかすことも可能です。
一番上に一つだけぼかしの画像がありますが、これを選択することで背景をぼかすことができます。
また、背景を合成したときに相手にどのように見えるかは [Preview] を押すと表示できるので、バーチャル背景を適用したときの様子を予め確認することもできます。
バーチャル背景の固定設定はできる?
Zoom では設定の中でバーチャル背景を固定することができます。
ビデオ会議に参加するたびにバーチャル背景を設定しなくても、その初期設定が反映される仕組みです。
Microsoft Teams は現在時点ではそのような設定はなく、ビデオ会議のたびに設定しなければなりません。
そうすると、接続したときには背景が見えてしまうことになりますが、これを回避する方法があります。
カメラをオフにした状態でビデオ会議に参加し、上記の方法でバーチャル背景を選択して [Apply] を押すと、初めからバーチャル背景が設定された状態でカメラをオンにすることができるので部屋の様子が映ることはありません。
一瞬でも後ろが映ってしまうのが気になる方は試してみてください。
注意すること
必要なハードウェア性能
Zoom ではパソコンの性能が低いとバーチャル背景を設定できなかったりグリーンスクリーンが必要だったりという条件がありました。
Microsoft Teams ではグリーンスクリーンは不要ですが、バーチャル背景を利用できるパソコンの性能については特に言及されていません。
新しい機能なのでドキュメントが整っていない可能性が考えられます。
稀にバーチャル背景が外れることがある
画面がカクついているときなどに通信の負荷を減らすためか、バーチャル背景が自動で外されることがありました。
通信が遅い環境だと起こりやすいと考えられるので、このような場合はカメラをオフにしておくのも一つの選択肢だと思います。
最後に
バーチャル背景については言及がありませんが、Microsoft Teams が利用できるパソコンの性能については以下のようになっていました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!